改善の積み重ねで、
より高品質な商品を

田窪工業所で働く人々田窪工業所で働く人々

製造部 2010年入社

私は製造部に所属し、梱包工程の全体的な業務を管理しています。
主な内容としては、シュリンク包装機や搬送コンベヤーなどの設備の管理、業者の方と相談しての発注業務、各工程への人材配置の計画などです。現場の意見も聞きながら、設備と人をマネジメントして生産の合理化を図っています。

管理では、自分が担当する工程だけでなく、全体の流れを考えて改善することが欠かせません。例えば梱包方法においても、塗装を終えた製品をそのままの流れで梱包するか、一度台車に下ろしてから手を加えて梱包するか、どちらを採用するかによって、その後の工程は大きく変わります。

以前、一度台車に下ろしてから梱包して、また元の流れへと戻していた作業が実際にありました。非常に手間が掛かっていたため、改善できないか考え、梱包を塗装機の流れに組み込む方法を提案したところ、なんと私の案が採用され、工程を変えることになりました。
今までの方法を変えるのは簡単ではありませんでしたが、大きく効率を上げられたと思います。

田窪工業所で働く人々

経営陣が「社員の意見を聞いて、会社を良くする」という方針を掲げていますので、このような提案が、社内でもきちんと取り入れられます。
また、努力はきちんと認められ、評価されますので、がんばりがいがありますね。社内表彰の制度もあり、若手でもしっかり評価してもらえます。私自身、この制度で「優秀社員賞」の表彰を受けました。若いうちから評価してもらえる環境であることに、とても満足しています。

労働環境に関しても、ノー残業デーの導入や新しい空調設備を入れて熱中症対策を進めるなど、この10年ほどで会社全体が働きやすい環境に大きく変わったと感じます。

田窪工業所で働く人々

しかしながら、現場にいるからこそ気付きますが、作業工程や環境にはまだまだ改善の余地があります。もっと改善を積み重ねて生産効率を上げることで、お客様にもより高品質な商品をお届けできると考えています。
これからも改善を続け、ぜひとも業界No.1を目指したいですね。