つくるだけではなく、
つくったものに責任を持つ

田窪工業所で働く人々 田窪工業所で働く人々

製造部 2016年入社

私は製造部の塗装工程に所属し、商品の品質管理を行っています。
主な内容としては、塗装されて検査を終えた製品を最終的に確認し、合格したものにシールを貼っていきます。
一口でシールといっても、そこには重要な情報が含まれており、問題が発生した場合には、その情報から追跡することも可能となっていますので、重要な業務と感じています。

当社では扱う商品の数が多く、商品ごとに管理する内容は違いますが、中には見た目や大きさがよく似ている商品もあります。例えば、サイズが数ミリしか違わないものもあります。数字上は非常に小さい差ですが、あくまで別のものです。もし間違いが起きると、大きな問題になる可能性があります。小さなことがミスにつながるのだと念頭におき、思い込みでやってしまわず、慎重な確認を心掛けています。商品を生産する上で、仕上げとなる重要な作業ですので、しっかりと取り組んでいます。

田窪工業所で働く人々

万一トラブルが起きた場合には、原因や理由をしっかり追及して対策し、さらに記録を残すなど、再発防止の努力が欠かせません。無事に出荷が終わったときにはホッとしますね。
ものづくりは、一度つくって終わりでなく、つくったものには責任がともないます。お客様に間違いのない良い商品を届けるため、私も責任感を持って取り組んでいます。

当社の自慢は人間関係が良いところですね。分からないことは周りの人に気軽に尋ねられますし、もし問題が発生しても言いやすい環境だと思います。
製造はいくつかの工程に分かれていますが、どこか一つでも問題があれば高品質な製品はできません。きちんと品質を管理するには、別の工程の方とも協力することが大事です。お互いに気兼ねなく話せる環境は、ものをつくるために、とても重要な要素ではないでしょうか。

田窪工業所で働く人々

現在は品質管理の仕事が中心ですが、時々、ほかの部署で仕事をすることもあります。部署が変わると扱う物事も変わるので、違いに戸惑う時もありますが、いずれはどんな仕事でもこなせるよう、今後も勉強していきたいと思います。